こんにちは
一富士農場の長谷川です。
今回は一富士・知多両農場で最近使い始めた、外国産のコーンサイレージについて紹介したいと思います。
エルファームでは以前よりおからを主体とする発酵飼料などエコフィードの利用による飼料代の削減・供給安定化を図ってきました。
しかし、新聞等でも話題になりましたがコロナの流行以後、海上運賃の高騰や日本向け貨物船数減少による飼料の品不足が起こり、なかなか思うように飼料メニューが組めず行き当たりばったり的な状況が起きました。
さらに、今年に入ってからの急激な円安と来年新物牧草の産地価格の高騰により、一部の牧草では以前とは比べ物にならない程の価格上昇が起きています。
以前の2倍近くにもなっているものもあり、酪農を取り巻く経営環境は本当に厳しさを増しているのを実感しています。
このような状況のなか、新たな試みとして外国産のコーンサイレージを一部牧草と置き換えて牛たちの反応をみている所です。
↓コーンサイレージ荷姿
↓内容
トランスバックを開けるとフワッと甘い匂いがして、美味しそうです。
嗜好性は悪くないように思いますが果たしてどうなるのでしょうか。
まだ移行期間を過ぎ本格的に飼料メニューを切替えしたところなので、どのような結果が出るか楽しみです。
厳しい酪農情勢ですが、今出来る事を淡々と積み上げ、粘り強く立ち回りたいですね。
土俵際の千代の富士のように。
例え、分かる人はいますかね?
おそらく同世代ならギリ…