後継牛の確保と自家育成について

今年は暖冬のようですが、
それでも朝出勤する時など
寒い時は寒いのです。

決して暖かくはないぞ、
と暖冬と聞くたびに思う
一富士農場の長谷川です。

さて、2018年には一時100万円を超えた
初任牛価格ですが、2019年に入ると徐々に値下がりし
昨年11月には約71万円(平成31年度・令和元年度
ホクレン乳牛市場・初妊牛価格の推移より)と
ようやく落ち着いてきた雰囲気があります。
しかし、5年前の2015年以前は高くても60万円、
平均すると50万円が相場でした。

参考までにデイリージャパンさんの2018.3.31付け
スタッフブログ「異常が平常化? ホル初妊牛価格」より
価格推移の表を引用させていただきます。

乳牛価格推移

思い起こせば2015年10月、雪害からの復興で
再スタートを切った時がまさに
価格高騰の始まりだったのです。
兎にも角にも大事な戦力となる初任牛の
価格がどんどん上がり社長は資金計画とにらめっこ
だったことでしょう(勝手な推測です)。
だいぶ苦労をして増頭してきました。

そして2018年、遂に1頭100万円を超えた時、
後継牛を作ろうという話が持ち上がりました。
おそらく、全国で同じように考えられていた方は
多くいたのではないでしょうか。
その時から、月にホルスタインの雌が
5頭生まれる程度を目標にホルスタインの
雌雄判別精液での種付を始めました。

2018年11月からは子牛の段階で行うゲノム検査と
交配牛選定プログラムも活用し、より農場の利益に
貢献する後継牛を作る取り組みも始めています。
それぞれどういったものかは割愛しますが、
どのような成果が出るのか今から楽しみです。

2020年現在、2018年の後継牛作りスタート以前に
たまたま生まれた2頭のホル雌達が、もうすぐ
初めての分娩を迎えようとしています。

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生後2ヶ月頃の2頭

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最近の様子

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大きくなりました

また、今年の秋頃から本格的に自家生産牛の
分娩が始まります。今は預託先で元気にやって
いることでしょう。
子牛の時にお世話をした人は、
大きくなった姿を見てどう思うのでしょうか?
人好きでいてくれると嬉しいですね!

初任牛の価格が今後どうなるか予測できないので
自家生産の方がコスト的に高くなる可能性もあります。
また、おそらく全国で同時期に後継牛生産が始まったため
預託先がパンク状態で預託にあげたくてもあげられない
状態も常態化すると思います。
自家育成牛の管理方法・スペース確保など
色々と問題はありますが、前向きに考え
解決していきたいと思います。

自家生産牛については分娩第1号が出たら
またご報告します。

インフルエンザが例年2月にかけて
本格流行する傾向があるので、
よく食べよく寝て元気に過ごしたい
長谷川でした。