どうも、一富士農場の杉山です。
ここ数日はとても暖かい日ですが、先日は凄まじい寒波でしたね。普段は凍結しないバルク室の一部まで凍結していました。
例年1月から2月は冷え込みが一番強い時期であり凍結対策が重要になります。一富士農場では、夕方に水抜きをしておかないと夜には外の水道が凍結してしまいます。夜作業の始まる時点で牛舎内でも氷点下近くになり、夜作業から帰宅するときでは、大体-4℃前後になります。ここまで冷えるとパーラー内でも凍結してしまいます。なので、パーラーもシャワーや乳頭洗浄機の水抜きをします。
乳頭洗浄機は、栓を開いて排水するだけでは水が出きらないため、ホースにエアーを吹いて徹底的に水抜きをします。
これを怠ると次の朝が大変なことになります。シャワーが使えないと湯を溜められず、ミルカーを洗う事も糞を流すこともできません。乳頭洗浄機は、排水管内の解凍に早くても20分、長いと2時間以上かかる時もあり、作業に大きな支障がでてしまいます。
エサ作りや独房の給水など水が必要な場所は多く水抜きは重要な作業の1つです。
最後になりますが、まだまだ寒さ・乾燥は続くので体調管理を万全にしてがんばっていきたいと思います。