どうも、一富士農場の杉山です。9月から勤務が昼夜シフトになりました。
一富士農場では、朝・昼だけでなく夜も搾乳やる3回搾乳を行っています。
3回搾乳の最大の利点は、2回よりも搾乳量が増える事です。さらに1回当たりの搾乳時間が短くなり牛の拘束時間が少なくなることもあります。一方で、少人数での作業になるため何か起きた場合、その対応が大変で作業時間が大幅に増えます。
夜シフトでは、搾乳以外にも子牛の哺乳や搾乳群へのエサ撒きを行っています。夜哺乳によって子牛により適切な量を哺乳出来るようになります。涼しい時間帯の夜にエサを撒くことで新鮮なエサをより多く食べてもらう事ができます。
また、必要があれば助産も行い、その後の処置も行います。夜でも人の目があるため素早く対応できます。
夜作業は厳しい面もありますが多くのメリットもあります。
さて、今年の残暑は一段と厳しいものでした。一富士農場でも30℃近くなる日がたくさんありました。また、夕方になると曇りだして夜には雨になるようになり、だんだんと熱帯の気候に近づいて夏が長くなっているように感じました。
一方で、アキアカネが飛んでいたり夜に鈴虫や蟋蟀が鳴いていたりと秋が近づいている事も確かなようです。もう少し我慢すれば牛たちにとって過ごしやすい気候になり、乳量が増えてきてくれる思いますので頑張っていこうと思います。