長かった…ついに卒業!?

卒業シーズンですね!少し暖かくなってきました!春は目の前です!

 どうもこんにちは。一富士農場牛管理担当松澤です。

花粉も飛び始め、昼間は太陽が出ているとウトウトしてしまうような春らしい陽気となってきました。

先輩は目が痒いだの鼻水止まらないだの鬱陶しそうにしていましたが、牛達は心なしか活動的になっている気がします(笑)

牛には花粉症とかないんでしょうか?(笑)

 さて、今回は独房(怪我や重い病気で隔離しておきたい牛を置いておく場所)で2カ月生活していた初産764を紹介したいと思います!1646696068919

 人懐っこくてかわいいですね!…なぜそんなに長くいたのか?

始まりは1月中旬。左前脚を酷く痛めてしまい独房へ、、搾乳もパーラーへは行けないので独房で搾ることになります。

「まあ若いしすぐ治るだろう」そう思っていたのですが、

肩の筋肉を痛めていたり、関節の炎症がなかなか治まらず、やっと良くなってきたかと思えば同じ脚のまた違う関節に炎症が…

懸命に治療し良くなってきたな、さあ試しにパーラーへ!すると2.3日で悪化…完全に良くなるまで独房で飼う決意をしました。

徐々に、本当に少しずつ回復…そして少し前にやっとしっかりとした足取りになり今日いざパーラーへ!!

まだ元の群ではなくフレッシュ群で様子を見ますがこのまま何事もなく卒業して元の群に帰れることを願うばかりです…

 ちなみに最初独房へ来た頃はこんなに寄っては来ず搾乳時もエサやる時も薬を塗る時も逃げ回っていました(笑)

ただとても賢い牛で、1週間しないうちから何をするのかすぐに察知し、大人しくしてくれていました。注射以外は…

 日に日に距離感も近くなり1か月もすると動画でないとしっかりとれません(笑)1646696070398

 まだまだ油断はできませんが、ここからは764の落ち着きや免疫、他の牛にどつかれないよう身を守る等

この子自身で頑張っていってほしいですね。……頑張って!!!

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