いい堆肥をつくるために・・・

こんにちは!!
一富士農場の杉浦です。

今日の作業はエアレーションのヘドロ抜きです。

いい堆肥を作るには酸素がとても大切です。
集めた牛糞にいかに好気性の発酵を促すかが、いい堆肥作りの課題の1つです。

そのために本牧場では、堆肥舎にエアレーションを導入しています。

地面に埋められた塩ビパイプに小さな穴が空けてあり、そこから常に空気が流れるようになっています。

このエアレーションの効果は絶大で、導入してからは堆肥の臭いが一気に減りました。

ですが、導入した設備も整備しないとだんだん効果が弱まっていきます。

塩ビパイプに空けた穴から少しずつ堆肥が入り、吸気口からは雨や霧などの水分が入っていきます。

そのため、パイプを放置しているとだんだんとヘドロが溜まっていき最終的には詰まって空気が出ないようになってしまいます。

それを解決するために定期的にパイプを掘り起こして、パイプの先についている蓋を外してヘドロを出しています。

IMG_0399

↑の写真の黒っぽいドロッとしたものがヘドロです。

これだけ溜まってしまうと先端まで空気が届かなくて堆肥の出来にもかなり差ができていました。

今後、梅雨にかけて雨も増えて詰まりやすくなるのでより一層しっかり整備をしていきたいと思います。

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